秋の寒暖差で肩こりがつらくなる理由と改善アプローチ【宇都宮・いろは接骨院】
2026/10/08
「10月に入ってから肩こりがひどくなった」
「朝起きると首から肩までガチガチ」
「夕方になると肩が重くなり、頭痛まで出てくる」
秋になると、このような首・肩の不調について相談されることがあります。
肩こりは非常に身近な症状なので、
「仕事をしているから仕方ない」
「昔からだから治らない」
と我慢している方も少なくありません。
また秋になると、
「寒暖差で血流が悪くなったからですか?」
「自律神経が乱れているんですか?」
と聞かれることもあります。
確かに寒さは、首や肩の状態に影響する一つのきっかけになります。
ただし、
秋の肩こり=寒さや血流だけが原因
ではありません。
寒さに加えて、長時間のデスクワーク、スマートフォン、運動量、睡眠、疲労など、いくつかの条件が重なって症状が強くなっていることがあります。
秋になると肩こりを感じやすい理由① 寒さで首・肩に力が入りやすくなる
寒い日に外へ出たとき、
肩をすくめる。
首を縮める。
背中を丸める。
という姿勢になった経験はありませんか?
人間の身体は寒さを感じると、体温を維持するためにさまざまな反応を起こします。
寒冷刺激と首肩痛を調べた研究では、寒冷刺激によって僧帽筋の筋活動などに変化がみられています。つまり、寒い環境では首や肩周囲に普段より力が入っていることがあります。
この状態が数分程度なら大きな問題にならなくても、
「寒い部屋で長時間デスクワーク」
「肩をすくめたままパソコンを見る」
「通勤中もスマートフォンを見る」
という状態が続けば、
「夕方になると肩が重い」
「首を回すと突っ張る」
「肩甲骨の内側までつらい」
と感じることがあります。
理由② 「寒暖差」よりも、同じ姿勢が長くなっていないか
肩こりの患者さんから、
「姿勢が悪いからですよね?」
と聞かれることがあります。
もちろん姿勢によって首や肩への負担は変わります。
ただし、
「猫背だから肩こり」
「ストレートネックだから肩こり」
と一つの原因だけに決めることはできません。
むしろ確認したいのは、
一日の中で身体をどのくらい動かしているか
です。
例えば、
・朝からパソコン作業
・2時間ほとんど動かない
・昼休みも座ってスマートフォン
・午後も同じ姿勢
・夕方になる頃には首・肩がガチガチ
という方は珍しくありません。
この場合、
「もっと良い姿勢で座り続けましょう」
ではなく、
・立つ
・少し歩く
・肩を動かす
・首を無理のない範囲で動かす
・座り方を変える
といったように、同じ姿勢を続けすぎないことも大切です。
理由③ 夏からの疲労や睡眠不足も確認する
10月に肩こりが強くなったとしても、10月だけを見ればいいわけではありません。
夏の暑さで十分に眠れていなかった。
仕事が忙しい状態が続いている。
運動する時間が減っている。
疲れて休日もあまり身体を動かしていない。
こうした状態が秋まで続いている方もいます。
肩こりや首の痛みは、単純に筋肉だけを見るよりも、
睡眠。
仕事。
ストレス。
運動。
身体の緊張。
などを含めて考えた方が、その方の状態を理解しやすいことがあります。
実際、仕事上のストレスや疲労と首肩痛との関連を調べた研究もあります。
「自律神経が乱れて血流が悪いから肩こり」は本当?
肩こりについて調べると、
「自律神経が乱れる」
↓
「交感神経が優位になる」
↓
「血管が収縮する」
↓
「肩の血流が悪くなる」
↓
「肩こりになる」
という説明をよく見かけます。
身体の循環や自律神経と首肩痛との関連は研究されていますが、
肩こりの原因をこの流れだけで説明することはできません。
寒さ、筋肉の活動、仕事環境、身体の使い方、睡眠、ストレスなど、さまざまな条件が関係します。
そのため、いろは接骨院でも、
「自律神経を整えれば肩こりが治る」
という説明はしていません。
頸椎の「ゆがみ」が肩こりの原因?
「首の骨がゆがんで神経が圧迫されているから肩がこる」
という説明を聞いたことがある方もいると思います。
しかし、一般的な肩こりについて、
頸椎のゆがみが神経を圧迫し、それが肩こりの根本原因になる
と単純に説明することはできません。
人間の身体にはもともと多少の左右差があります。
姿勢も一日中同じではありません。
そのため、
「首がまっすぐではない」
「左右差がある」
というだけで肩こりの原因とは判断しません。
一方で、
首が動かしにくい。
肩甲骨まわりが動きにくい。
背中がほとんど動かない。
腕を上げたときに首や肩まで力が入る。
といった「動き」は確認する価値があります。
大切なのは、
頸椎を正しい形に戻すことではなく、首・肩・背中がどのように動いているかを見ること
です。
肩こりと一緒に頭痛が出る人も
「夕方になると肩がこって、そのまま頭痛が出る」
という方もいます。
緊張型頭痛では、首や肩、頭の周囲の筋肉に圧痛がみられることがあります。
ただし、緊張型頭痛そのものの仕組みも完全に解明されているわけではありません。
また、
首がこる=すべて緊張型頭痛
でもありません。
片頭痛でも首の痛みや不快感を伴う方がいます。
そのため、
「肩こりから頭痛が出ている」
と自己判断しすぎないことも大切です。
特に、
・突然経験したことのない強い頭痛
・手足が動かしにくい
・ろれつが回らない
・意識がおかしい
・発熱を伴う
・今までとは明らかに違う頭痛
などがある場合は、接骨院ではなく医療機関での確認が必要です。
腕のしびれまである場合は「肩こり」で終わらせない
首・肩がつらい方の中には、
「腕までだるい」
「指までしびれる」
という方もいます。
この場合、
- 頸椎由来の神経症状
- 末梢神経
- 胸郭出口周辺
- その他の疾患
など、さまざまな可能性があります。
単純な肩こりとは分けて考える必要があります。
特に、
- しびれがどんどん強くなる
- 握力が明らかに落ちた
- 物をよく落とすようになった
- 腕や手に力が入りにくい
- 歩き方までおかしい
という場合には、整形外科など医療機関での評価をおすすめします。
秋の肩こりに温めるのはいい?
「肩こりは温めた方がいいですか?」
とよく聞かれます。
温めて、
「気持ちいい」
「少し肩が楽になる」
という方であれば、セルフケアとして取り入れて構いません。
例えば、
- 温かいお風呂に入る
- 蒸しタオルを使う
- 首元を冷やしすぎない
などです。
ただし、
「温めれば血流が改善して肩こりの原因が治る」
というところまで単純ではありません。
温めると楽になるなら利用する
くらいに考えてください。
肩こりは「強く揉むほど良い」わけではありません
肩がガチガチになると、
「もっと強く揉んでください」
と言いたくなる方もいると思います。
一時的に気持ちよく感じる場合もありますが、
強い刺激を入れれば入れるほど良くなるわけではありません。
慢性的な首の痛みに対しては、手技療法だけではなく、運動などを組み合わせる方法も研究されています。
2024〜2025年のレビューでも、非特異的な慢性頸部痛に対して、手技療法と運動を組み合わせるアプローチが痛みや機能改善の選択肢になることが示されています。
今日からできる肩こり対策
難しい運動をする必要はありません。
例えば仕事中なら、
肩を一度上まで持ち上げて、ゆっくり下ろす。
肩甲骨を軽く動かす。
首を痛くない範囲で左右へ向ける。
立って少し歩く。
胸や背中を軽く伸ばす。
という程度から始めてください。
ポイントは、
夕方になって肩が限界になるまで我慢しないこと。
例えば、
仕事を始めてから数時間動かない
↓
肩がガチガチ
↓
夜に10分ストレッチ
よりも、
日中からこまめに身体を動かす方が取り入れやすい場合があります。
スマホは「正しい姿勢」より使う時間も確認する
スマートフォンを見るとき、
「画面を目線の高さまで上げましょう」
と言われることがあります。
もちろん、首を長時間大きく曲げ続けないための工夫としては一つの方法です。
ただ、腕をずっと上げていれば今度は肩が疲れます。
そのため、
「スマホを見るときは絶対この姿勢」
というルールを作るより、
長時間見続けない。
ときどき姿勢を変える。
一度画面から目を離す。
身体を動かす。
といったことも意識してみてください。
いろは接骨院では「肩だけ」を見ません
肩こりのご相談でも、いきなり肩を揉むところから始めるわけではありません。
まず、
・いつから肩こりがあるのか
・朝と夕方ではどちらがつらいのか
・仕事でパソコンをどのくらい使うのか
・スマホを見る時間は長いのか
・頭痛はあるのか
・腕のしびれはあるのか
・睡眠は取れているのか
・運動習慣はあるのか
などを確認します。
身体についても、
・首の動き
・肩関節の動き
・肩甲骨の動き
・背中や胸郭の動き
・腕を上げたときの身体の使い方
・身体全体の緊張
などを必要に応じて確認します。
肩がつらいからといって、
肩だけに原因があるとは限らない
からです。
神経整体によるソフトな施術
いろは接骨院では、肩こり・首こりに対して「神経整体」というソフトな手技を取り入れています。
強く揉む。
痛いところを無理に押す。
首を強くひねる。
骨をボキボキ鳴らす。
という施術ではありません。
首・肩だけではなく、肩甲骨や背中などの動きも確認しながら、その方が不快に感じにくい刺激で身体へアプローチします。
「頸椎を正しい位置に戻して根本改善する」
という考え方ではなく、
今どこが動きにくく、どんな動作で首や肩へ負担が集中しているのか
を確認しながら施術を進めていきます。
施術+運動で「肩がこりにくい身体」を目指す
施術を受けて、
「その日は楽だった」
というだけで終わってしまうと、翌日から全く同じ生活へ戻ったときに再びつらくなることがあります。
そのため必要に応じて、
肩甲骨を動かす運動。
背中を動かす運動。
首まわりの運動。
身体全体を使う運動。
仕事中にできるセルフケア。
などもお伝えします。
目標は、
肩を完全にこらなくすることではなく、仕事や家事など日常生活の負荷に対応できる身体をつくること
です。
秋の肩こりでお悩みの方へ
「毎年寒くなると肩がつらい」
「デスクワークをすると夕方には肩がガチガチになる」
「マッサージを受けてもすぐ戻る」
「肩こりと一緒に頭痛も気になる」
という方は、
「寒暖差のせい」
「自律神経のせい」
「ストレートネックだから」
と一つの原因だけで考えないでください。
寒さ。
仕事姿勢。
身体を動かす量。
睡眠。
疲労。
首・肩・肩甲骨の動き。
など、いくつもの要素が重なっている可能性があります。
いろは接骨院では、神経整体というソフトな手技と、必要に応じた運動・セルフケアを組み合わせながら、
「なぜ肩がつらくなっているのか」を患者さんと一緒に整理すること
を大切にしています。
宇都宮市で肩こり・首こり・肩こりに伴う頭痛などでお悩みの方は、いろは接骨院までご相談ください。
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いろは接骨院
〒
321-0155
住所:
栃木県宇都宮市西川田南1-8-5
電話番号 :
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【完全予約制】
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