仙腸関節炎

当院に腰の痛みを感じて来院される方のうち、４人に１人は「仙腸関節炎」または「仙腸関節炎の疑い」があります。

こんなお悩みないですか？

骨盤は仙骨という部分と寛骨（腸骨＋恥骨＋坐骨）という２つの骨からできています。仙腸関節は骨盤の寛骨と仙骨からなる関節部分で体を前かがみにする時、特に前かがみのなり始めに使う関節です。仙腸関節はもともと２〜３mmしか動かない関節です。ですが仙腸関節は体の中でとても重要な役割をしています。背骨の根元で体重の約２/３を占めている上半身を支える役割、人間の重心近くで衝撃を吸収する役割この２つのをしています。ちょっとしたことでこの役割をうまく果たせなくなってしまうと仙腸関節炎、さらにひどくなるとぎっくり腰へとつながってしまいます。

仙腸関節炎とは左右にある仙腸関節に片側ないし両側に起こる炎症のことを言います。仙腸関節炎は腰の下の方や臀部の痛みに痛みを訴え酷いケースの場合、片側または両側の足にも痛みが生じます。ぎっくり腰をしたことがある人や立ち仕事の方、妊娠中や出産後にこの症状を訴える方が多く見られます。 軟部組織の炎症のため、レントゲンやMRIなどの検査では異常が発見できず、原因不明と言われる事が多いです。

当院では仙腸関節炎を根本から治すべくお身体全身を見させていただきます。

仙腸関節炎は身体のどこかに歪みがあることにより、いつまでも痛みが引かなかったり、症状が再発しやすいからです。なぜ仙腸関節だけでなく全身を見させていただくかというと、「仙腸関節とは」の部分でもお話しさせていただいたように仙腸関節が全身の衝撃吸収の役割をしているからです。衝撃吸収ができなくなっているイコール仙腸関節が悪いではなく体のどこかをかばっているせいで衝撃吸収の役割を果たせなくなってしまっている可能性が高いからです。
そのため当院では仙腸関節に痛みがあるのはあくまでも「結果」であって仙腸関節炎を起こす「原因」は他にあるという考えのもと施術を行なっていきます。

どこに行っても腰痛が改善しないという方は、一度足を運んでみてください。