いろは接骨院

腱板損傷

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腱板損傷

腱板損傷

2024/09/06

腱板損傷は、肩関節の周囲にある筋肉と腱の集合体である腱板が部分的または完全に断裂する状態です。腱板は、肩の安定性と可動性を保つためにとても大切な役割をしています。

 

 

腱板の構造と役割

腱板は、肩甲骨から上腕骨にかけて伸びる4つの筋肉、それぞれ棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋とそれに付随する腱で構成されています。これらの筋肉・腱は、肩関節を安定させ、肩の動きを円滑にする役割を果たしています。

 

 

腱板損傷の原因

腱板損傷の主な原因は4つあります。

①過度な使用:繰り返しの動作や重い物を持ち上げることで腱板に負担がかかります。特に、スポーツ選手や八百屋さん、宅配業者さんに多く見られます。

②加齢:年齢とともに腱板が劣化してしまうため損傷しやすくなります。

③外傷:手をついての転倒や事故などに肩に強い衝撃が加わると、腱板が損傷することがあります。

④血流の減少:腱板への血流が減少すると、回復力が低下し、損傷しやすくなります。

腱板損傷の症状

肩の痛み:特に夜間や腕を動かす際に痛みが増します。

可動域の制限:肩を上げたり回したりするのが困難になります。

肩の筋力低下:腕を上げる力が弱くなります。

音や感覚:肩を動かすとクリック音や引っかかり感が生じることがあります。

腱板損傷を予防するには

腱板損傷を予防するためには、次のようなことに気をつけましょう。

適切なストレッチとウォームアップ:肩の筋肉と腱を柔軟に保つために行います。

筋力強化:肩周りの筋力を強化する運動を行い、腱板をサポートします。

正しい姿勢と動作:スポーツや日常生活で正しい姿勢と動作を心がけることが重要です。

無理をしない:肩に過度な負担をかけないように注意します。

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