五十肩
2021/02/082023/06/11
みなさん、こんにちは😃
いつもブログを読んでいただいている方
ありがとうございます!
今回は五十肩について説明していきます。
五十肩とは
肩周辺の痛みと動かすことができない・動かしにくいという症状があります。
また40〜60歳代に起こりやすいというのが特徴です。
そしてよく耳にする「五十肩」という疾患名は
医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれます。
ですので、五十肩とは実は病名ではないのです。
この「肩関節周囲炎」は
はっきりと原因のわかるものもあれば
原因がはっきりしないものもがあるのも事実です。
ここからは五十肩(肩関節周囲炎)で
原因がわかるもの、わからないもの
について説明していきます。
まず原因がわかるものを分類すると
・全身性
・関連性
・肩関節自体のもの
に分けることができます。
【全身性】
糖尿病、がん等の腫瘍の転移など
【関連性】
頚椎の疾患、胆石症、絞扼性神経障害など
【肩関節自体に原因がある】
脱臼、骨折、腱板断裂、石灰沈着など
原因が明確な症状の場合はその原因を改善するように処置をしていきます。
例えば、腫瘍の転移であれば放射線治療や
取り除く手術などを行う必要がありますし
脱臼や骨折であれば整復する必要があります。
一方で、原因がはっきりしないのに加え
徐々に肩が動かなくなってしまうことがあります。
これを一般に「五十肩」といいます。
五十肩では、症状や発生してどのくらい経過したかによっても
治療の進め方が異なります。
どのケガにも見られることですが
ケガの修復過程には
急性期、回復期、慢性期という順番があります。
皮ふの切り傷で説明するのならば
急性期→ケガをしてすぐ、血が出ている状態
回復期→膿が出ていたり、かさぶたの状態
慢性期→かさぶたが取れ始め、取れたが周りの皮膚
といった感じです。
五十肩の場合では
【急性期】
筋の炎症が強く見られ、痛みも強く出ている時期なので
まずは冷やして炎症を抑えてあげること。
痛みが強く長引く場合は痛み止めや関節注射などで
少しでも痛みを起こさないようにすることが大切です。
【回復期】
急性期では痛みが引くまでは早いのですが
人によっては
痛みが引くまでは10日前後で取れたとしても
そこから以前と同じところまで治るのに
2〜3ヶ月かかってしまうことも少なくありません。
なぜならば
腕を動かさずに生活をすることは難しいですし
痛みがある程度引くと動かしてしまうからです。
そして腕はとても重いです。
腕の重さは
男性では5〜6kg、女性では4〜5kgくらいあります。
ですので特に腕を動かしていなくても
肩にはずっとその重さの負担がかかり続けているのです。
なので少しでも早く治したいという方は
腕を使わない時は三角巾等で腕を吊り
肩に負担をかけないようにしてあげると良いでしょう!
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