顎関節症②
2022/09/262023/03/07
みなさん、こんにちは!
前回のブログは読んでいただけましたか?
まだの方は
前回のと合わせて読んでいただけたら
嬉しいです!
さて
後半のブログでは
・顎関節症のタイプ別
・顎関節症のセルフケア
について説明していきます。
顎関節症のタイプ別
顎関節症と一言で言っても
大きく分けて4つのタイプがあります。
①筋肉痛タイプ
②捻挫タイプ
③関節円板タイプ
④骨の変形タイプ
この4つです。
①筋肉痛タイプ
筋肉痛タイプは
側頭筋や咬筋などの咀嚼筋と呼ばれる
顎関節を動かす筋肉の炎症です。
・口は開けられるが痛む
・顔が歪む
・偏頭痛がする
などが見られる場合
このタイプが考えられます。
筋肉の炎症、緊張なので
負担がかからないようにしてあげたり
緊張をほぐしてあげたりしましょう。
②捻挫タイプ
顎関節の当然ですが関節です。
関節には骨同士がズレないように
靭帯や関節包といった組織があります。
そうした組織が傷つき炎症を起こしてしまうのを
捻挫タイプといいます。
・口は開けられるけど痛む
の症状が見られる人は
このタイプになります。
捻挫タイプは安静が1番です。
無理に動かさず、痛みがある期間は硬い食べ物は
避けるようにしましょう。
③関節円板タイプ
顎関節の中には関節円板という
クッションの役割を持つ組織があり
そのおかげで口の開閉がスムーズに行えます。
しかし、このクッションがズレてしまうと
口が大きく開けられなかったり
口を開けた際にカクカク音が鳴ったり
口を開けた時に引っかかりを感じるように
なってしまいます。
クッションである関節円板が
ズレてしまう理由として考えられるのは
不良姿勢、特に机に肘をついて顔を支えたり
していると片方に負担がかかり
ズレてしまう可能性があります。
ですのでそういった癖がある方は
やめるよう心がけましょう。
④骨の変形
年齢により関節円板が薄くなると
骨同士が当たる様になってしまい
変形性顎関節症を引き起こします。
骨の変形に関しては
既に症状がある人が今すぐになるものではなく
女性ホルモンが少なくなる中年以降の方に
見られやすいものです。
顎関節症のセルフケア
顎関節症をいますぐに改善したい!という方は
内視鏡手術や注射での治療が必要になりますが
今回は
・今、症状があるけどひどくないから自分で何とかしたい
・顎関節症になりたくないから今のうちに予防したい
といった人に向けてになります。
①関節包ほぐし
耳の前2〜4cm頬骨の下に指3本を当てます。
すると左右どちらかが硬いと思います。
軽く口を開け、硬い方のみ指を押し込みます。
10秒✖️3回行います。
②左右の運動
こめかみを包むように手を当て
口を開けて左右にゆっくりを動かします。
この時どちらかが行きにくいと思います。
今動かせる範囲で最後までしっかり動かすように
してください。
3秒くらいかけて動かす運動を左右10回ずつ
行いましょう!
口は上下に開きますが
この時わずかに左右にも動いています。
なのでこの動きをしっかりできるように
してください!
顎関節症のセルフケアについては
他にもできることがありますので
興味のある方はご来院の際に
聞いてください!
いかがでしたか?
顎関節症で悩まれている方は
ぜひ実践してみてください😊
最後まで読んでいただき
有難うございました!
----------------------------------------------------------------------
いろは接骨院
〒
321-0155
住所:
栃木県宇都宮市西川田南1-8-5
電話番号 :
090-8772-9123
----------------------------------------------------------------------