【サブ3〜2.5を目指すランナーへ】上級者に多いケガとその原因・予防・対処法
2025/05/262025/07/08
マラソンを本格的に取り組む上で避けて通れないのが「ケガのリスク」。
記録を追求し、練習の質と量が高まるほど、身体はより繊細なダメージを受けやすくなります。
特にサブ3〜サブ2.5を目指すような上級ランナーは、慢性的な負荷の蓄積と微細なフォームの乱れが大きな故障に繋がることも。
今回は、上級者に特に多いケガを3つ取り上げ、原因・予防・対処法を専門的視点からわかりやすくお届けします。
中足骨疲労骨折(足の甲の疲労骨折)
✅こんな症状
・足の甲にピンポイントの痛み
・走り出しや着地時に響くような痛み
・初期は痛みが出たり引いたりを繰り返す
🔍原因
中足骨(足の甲の骨)は、着地の衝撃をダイレクトに受ける部位です。
スピード走やロング走の頻度増加、シューズ(レーシングモデル)での過負荷、栄養状態の不良(エネルギー不足・骨密度の低下)などが要因になります。
💡予防のポイント
薄底・厚底シューズの使用頻度・時間をコントロール
タンパク質とカルシウム+ビタミンDの摂取を意識
疲労が残る状態でのスピード練習は避け、ジョギングに切り替える
🛠対処法
早期発見が非常に重要。
レントゲンでは初期に写らないことも多いため、MRI検査が有効です。
完全な安静または免荷(荷重をかけない)期間が必要です。
練習を継続すると完全骨折に至るリスクもあります。
ハムストリングスの高負荷損傷(筋腱移行部損傷)
✅こんな症状
・坂道ダッシュやインターバル後に太もも裏が急に痛む
・ストレッチで痛みが強くなる
・体を前屈したときに痛みが走る
🔍原因
ハムストリングスの損傷は、筋肉と腱の移行部(筋腱移行部)で起きやすく、特に大腿二頭筋の長頭に集中します。
上級者のフォーム特性として、ピッチの速さや地面反力の大きさが強調される中で、遠心性収縮による高負荷がかかることが発生要因です。
💡予防のポイント
・高速域のトレーニングでは、ウォームアップを念入りに行う
・ハムストリングスの柔軟性と体幹の安定性(骨盤制御)を高める
・ノルディックハムストリング(遠心トレ)を補強に活用する
🛠対処法
軽度であればアイシングと短期間のオフで回復可能。
中度以上の損傷では超音波やMRIによる正確な評価が必要。
再発率が高いため、リハビリは「復帰までの段階的計画」が不可欠です。
腸腰筋腱炎(ちょうようきんけんえん)
✅こんな症状
・股関節前面にズキッとした鋭い痛み
・特に登り坂やスピード練習で悪化
・太ももを引き上げる動作で不快感が強い
🔍原因
腸腰筋は股関節の屈曲(脚を持ち上げる)に働く深部筋で、スピード練習の増加や骨盤の前傾が強いフォームで酷使されやすい部位です。
また、柔軟性不足や腸腰筋の滑走不良により、腱部分に摩擦が起き、炎症を引き起こします。
💡予防のポイント
・腸腰筋ストレッチ(ラウンジストレッチなど)を毎日の習慣に
・骨盤を安定させるコアトレ(ドローイン、プランクなど)を行う
・フォームの映像確認で骨盤の傾きと脚の引き上げ角度をチェックする
🛠対処法
痛みが出たらすぐに練習量を減らし、炎症が強い場合は消炎処置と理学療法を。
慢性化する前に、フォーム改善と補強運動の見直しが鍵です。
上級者のケガは「超回復の妨げ」が引き金
上級者に多いケガは、一見「単なる疲労」と見過ごされがちです。
しかし、疲労の回復が間に合わず積み重なることで、身体の最も弱い部分が破綻してしまうのです。
✅ シューズ選び・栄養・睡眠・回復の全体設計を見直す
✅ 強度の高い練習の「質」と「間隔」を管理する
✅ フォームと可動域を定期的にチェックする習慣を持つ
限界を超えたい上級ランナーほど、「自己管理力」こそが最大の武器になります。
万全の状態で次の自己ベストに挑みましょう!
----------------------------------------------------------------------
いろは接骨院
〒
321-0155
住所:
栃木県宇都宮市西川田南1-8-5
電話番号 :
090-8772-9123
【完全予約制】
----------------------------------------------------------------------
LINE友達登録

