リトルリーガー肘
2024/07/052024/09/06
リトルリーガー肘とは野球の投球による肘の障害で成長期の子供、特に野球をしている若い投手や捕手など投球動作を頻繁に行う野球選手に多く見られる肘の過使用障害です。
リトルリーガー肘の原因
リトルリーガー肘の主な原因は、繰り返しのストレスや突然の外力です。野球のピッチャーがボールを投げる際の反復的な動作やバレーボールのスパイク、バトミントンなどでも同様の症状が見られることがあります。また転倒時に手をついてしまう場合などが典型的な原因となります。
リトルリーガー肘の症状
リトルリーガー肘は、内側型、外側型、後方型に分けることができます。
内側型に痛みが出ることが多く、内側型は投球時のコッキング期から加速期にかけて肘にかかる強い外反力に対し、前腕の筋肉や肘の内側にある靭帯からの強い引っ張りのストレスが肘の内側にかかることにより発症します。内側型の主な症状として腫れが強く、肘が伸ばしにくい、投げる際に痛い、物を持ち上げる際に痛みが強くなります。
外側型は少ないですが、加速期からフォロースルー期にかけて肘に強い外反力がかかりってしまうことで上腕骨小頭と橈骨頭間に過度の圧迫力がかかるために発症します。初期では投球時に痛みはありませんが、使い過ぎにより関節内に遊離体ができ、ロッキングを起こします。
後方型はフォロースルー期のボールリリース後は肘関節が過伸展となり、肘頭と上腕骨肘頭窩間にインピジメントが発症します。後方型の主な症状として肘頭の疲労骨折や上腕三頭筋の炎症が見られます。
いろは接骨院での施術方法
リトルリーガー肘は実際に症状が出ている腕に問題があると思われていますが、痛み自体は「結果」であってを起こす「原因」は他にあります。
手首が硬かったり、投球フォームでの重心移動がうまくいっていなかったりと全身が関係してきます。
そのため当院では痛みが出ている部位だけでなく、股関節の可動や肩関節、手関節など全身の動きを見ながら肘の施術を行います。
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いろは接骨院
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