足底筋膜炎

マラソンや長時間の立ち仕事をしている方、足の裏に痛みを感じていませんか？

まず初めに足の構造として、足には外側縦アーチ、内側縦アーチ、横アーチの３つのアーチがあります。そして足裏の指のつけ根からかかとまで伸びる足底筋膜あります。内側縦アーチはいわゆる「土踏まず」で、足底筋膜はこの内側縦アーチ部分を支える重要な役割を果たしています。土踏まずが潰れてしまうとクッション機能が低下し足への衝撃が吸収されにくくなったり、バランスがとりづらくなることで、歩く・走るといった運動に支障をきたしてしまいます。

足底筋膜炎の原因は５つのことが考えられます。

①マラソンや登山などで繰り返し衝撃を足裏に与えることで、足底筋膜や筋肉は硬くなります。　

②長時間立ち仕事などによる疲労や加齢によっても足底腱膜が硬くなりクッション機能が低下することで、足底腱膜炎になる場合があります。

③ハイアーチ、扁平足は足底腱膜に負担がかかりやすくなります。

④ふくらはぎやアキレス腱が硬いと引き上げる力が弱くなる為、足の踏み返しを足底腱膜で負担しやすくなります。
 ⑤サイズのあっていない靴を履いていると靴の中で足が動いてしまい、必要以上の衝撃を与える原因になります。

当院では足底筋膜炎に対してのアプローチ法として、まずおしりから足裏まで筋肉を緩めるようにしていきます。またアーチが高い人、低い人に合わせてJRC療法にて足の骨のひとつずつを矯正していきます。

最近では、ランニングブームもあり足裏に痛みを抱えたランナーも増えてきました。痛みを抱えたまま走り続けてしまうと、フォームも崩れ全身のバランスが崩れてしまいます。痛みを放置せず、早めに治すようにしましょう。