反り腰

これを読んでくださっているあなたは、一度は「自分は反り腰かな」と思ったことがある方ではないでしょうか？

次のチェック項目に該当がいくつあるか、確認してみてください。

反り腰とは腰が腰が反ってしまっている状態を言いますが、専門的にいうと「骨盤が前傾している」ことを反り腰といいます。骨盤が前側へ倒れ込んでしまっているため、背骨の腰椎の湾曲が強くなり、反り腰となってしますのです。

 

 

・座り方が良くない

デスクワークなどで長時間座っている人や電車や車で座る時間が長い人のが反り腰に悩まされることが多くみられます。楽だからと猫背や姿勢をくずした状態で座り続けてしまうと骨盤の歪みを生み、腰への大きな負担になります。座っている場合は、腰への負担はもちろん椎間板への負担も増えてしまいます。

 

・かかとの高い靴を長時間履く

日常的にヒールなどかかとの高い靴を履いていると常につま先立ちの状態になるため、腰が反った状態になります。

 

・運動不足による筋力低下

運動不足になると姿勢を保つための筋肉が弱くなってしまい、使いやすい筋肉だけで過ごすようになってしまいます。

 

・出産による反り腰の常態化

妊娠中にお腹が大きくなってくると、骨盤が開き、身体の重心は前傾します。妊娠中に反り腰になるのは仕方のないことですが、出産後は産後の骨盤矯正などで整えることをしないと、反り腰の状態が続いてしまい、反り腰だけでなく腰痛や前ももの張り、尿もれなどといったことに悩まされてしまいます。

 

 

反り腰を放置すると、ぽっこりお腹、出っ尻、足が太くなる、むくみ、肩こりなどの症状が出てしまいます。

反り腰の状態では、骨盤が前傾なため腹筋が伸びている状態のためお腹に力が入りにくくぽっこりお腹になってしまいます。そのため、お尻の筋肉も上手く使えず、突き出た状態になってしまいます。

また骨盤のバランスが崩れた状態が続くと、前重心になり太ももの筋肉をたくさん使ってしまうので足が太くなります。そして体内の巡りが滞りがちになり全身のむくみに繋がります。身体がむくむことで、冷えや疲れ、しびれといった症状を感じやすくなる場合もあります。

 

 

当院では反り腰かどうか、仰向けもしくは壁に背中をつけて立って頂いた状態で腰の部分に手のひらがどれだけ入るか確認をした上で施術を始めます。手のひらが軽く入っていまう場合は反り腰と判断し、それに合わせ施術いたします。

反り腰の要因である骨盤の前傾、バランスの崩れを治すために腸腰筋を緩め、JRC療法にて骨盤の歪みを整えます。一度の施術でも効果を実感していただけますが、反り腰を根本的に改善させたい方は、何度か通院していただき、筋肉の緊張、骨盤の歪み、必要な筋肉に力が入るように改善していきます。