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腱板損傷

腱板損傷

2021/04/202023/03/07

今回のブログでは

【腱板損傷】について説明していきます!

 

 

実は肩関節の疾患で多く見られるのが【腱板損傷】です。

 

 

腱板を痛めていると

痛みが強く動かせないものから

損傷していても挙げることができるものまで

幅広くあります。

 

 

ですので、腱板損傷には明らかに原因がわかるものもあれば

潜在的な原因で起こってしまうものもあるのです。

 

 

 

今回は

腱板とは何か

腱板を痛めるとどんな症状がでてくるのか

この2点を説明したいと思います!

 

 

 

 

腱板って何?

 

腱板とは

肩関節を取り巻く4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)

の腱からなるもので上腕部にある上腕骨頭という腕の骨を

肩甲骨の受け皿に保持しています。

 

役割として関節の回旋運動

(大まかには棘上筋が外転運動

棘下筋と小円筋が外旋運動,肩甲下筋が内旋運動)

をしています。

 

 

腱板損傷になってしまう原因として

スポーツや仕事での酷使などがあげられます。

 

特に腕や手を頭よりも高い位置に挙げて

繰り返し作業をする仕事の都創業・大工さんや

野球やテニスのスポーツをする人に多く見られます。

 

 

また加齢によっても切れやすくなってしまいます。

男性ですと40歳以上の方に多く見られ

60歳以上の方は1/4人が

70歳では1/2人が断裂しているという報告もあります。

 

60歳以上の方で

転んで肩をぶつけた、手をついた

という方はそれだけでも腱板を損傷する場合もありますので

転倒後、肩に痛みが出た場合疑うと良いでしょう。

 

 

腱板損傷には遺伝的な要素も考えられています。

ご家族の方で腱板を痛めたことがある方がいると

ご自身もなりやすい傾向にあります。

 

 

 

 

 

上の絵は肩を前から見た断面図です。

丸く囲った部分は腱板の抵抗減弱部位で

損傷の好発部位であるといわれています。

損傷の仕方はさまざまですが

この部分に痛み・損傷が起こります。

 

腱板が切れていても痛みが出ないケースがありますが

ひっかかる状態が続いているとやがて炎症を起こしてしまいます。

 

そして最初は腱板だけにとどまっていた炎症が

肩峰下滑液包まで広がり

炎症がさらに強くなってくると

腕が挙げにくくなったり

夜中に痛くなったりします。

 

さらに痛みが強く腕を挙げない状況が続くことで

肩が固まってくるという状況になってきます。

 

 

 

これがいわゆる「五十肩」の原因の一つです。

 

 

 

 

腱板を痛めると出てくる症状

・肩の中深いところに感じる重い痛み

・寝ているときの痛み(特に損傷した方の肩を下にしたときに痛む)

・髪の毛に触れたり・結んだり、背中を触ったりすると痛みが出る

・上腕の筋力低下を伴い、肩周りの運動をしているとだるくなってくる。

 

 

などが挙げられます。

 

 

 

 

 

 

腱板断裂は痛めてすぐの場合1〜2週間程度で

痛みが改善し腕も挙がるようになります。

 

なぜなら腱が1本損傷しても肩関節の周りには

たくさんの筋肉・靭帯があるため

痛めた部分を周りが補って腕自体は挙がるようになるからです。

 

 

ですので腱板損傷は

よほどのことがない限りリハビリ療法で治ります。

 

 

 

しかし、痛みが強くて肩が挙がらないというのは非常に辛いので

あまりにも痛みが強い場合は痛み止めを飲んだり打ったりして

まずは痛みを抑えてあげることも大切です。

その上でリハビリを行い肩の動く範囲を少しずつ広げられると良いでしょう!

 

 

治りが遅い場合や痛みが強い日が長い場合は

整形外科等でレントゲンを撮影し

最終的には手術をすることも考えておくと良いでしょう。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

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