いろは接骨院

膝の痛みでお悩みの方へ|原因・症状・セルフケア【宇都宮いろは接骨院】

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膝の痛み

膝の痛み

2026/11/05

階段・正座・歩行で膝が痛い…そんなお悩みはありませんか?

「階段を下りるときに膝がズキッと痛む」

「以前はできていた正座が、最近つらくなってきた」

「長く歩くと膝が重だるくなり、途中で休みたくなる」

「椅子から立ち上がる瞬間、膝に痛みが走る」

「ランニングをすると膝が痛くなるけれど、運動は続けたい」

このようなお悩みはありませんか?

 

膝の痛みは、日常生活に大きな影響を与えやすい症状の一つです。

歩く、階段を上る、椅子から立ち上がる、しゃがむなど、普段何気なく行っている動作にも膝関節が関係しています。

そのため、膝が痛くなると、買い物や家事、仕事、趣味の運動など、さまざまな場面で不便を感じることがあります。

 

「年齢のせいだから仕方がない」

「少し休めば良くなるだろう」

「運動すると悪化しそうだから、できるだけ動かさない方がいい」

そう考えて、膝の痛みを我慢している方もいるかもしれません。

しかし、膝の痛みにはさまざまな原因があり、年齢だけで説明できるものではありません。

例えば、膝の関節に変化が起こる変形性膝関節症、膝のお皿の周囲に痛みが出る膝蓋大腿関節の問題、半月板や靭帯の損傷、スポーツによる使いすぎなどが考えられます。

また、膝に痛みがあっても、股関節や腰など、別の部分の病気が関係している場合もあります。

 

大切なのは、痛みがある部分だけで原因を決めつけず、どのようなときに痛むのか、腫れや動かしにくさがあるかなどを確認することです。

特に、膝が大きく腫れている、熱を持っている、急に動かせなくなった場合などには、医療機関での評価が必要です。

一方、適切な評価によって重大な問題がないことを確認できれば、運動や生活習慣の調整が役立つケースもあります。

宇都宮市のいろは接骨院では、膝の痛みに対して、膝関節だけでなく股関節や足首、身体の動きなどにも目を向けています。

このページでは、膝の構造や痛みの原因、痛む場所ごとの特徴、日常生活での対策、セルフケア、当院でのアプローチについて詳しくご説明します。

膝の痛みには、次のような症状があります。

  • 階段を上るとき、または下りるときに膝が痛む
  • 椅子や床から立ち上がるときに痛む
  • しゃがむと膝の前や内側が痛い
  • 正座をすると膝が痛く、深く曲げられない
  • 長時間歩いたあとに膝が重だるくなる
  • 膝のお皿の周りが痛い
  • 膝の内側や外側の一部分が痛む
  • 膝の裏側に痛みや張りを感じる
  • 朝起きたときや動き始めにこわばる
  • ランニングや登山のあとに痛む
  • 膝が腫れぼったく感じる
  • 曲げ伸ばしすると音が鳴る
  • 膝に力が入りにくく、ガクッとすることがある
  • 以前より膝が曲げ伸ばししにくくなった
  • 湿布や休息で一時的に楽になっても、また痛む

 

こうした症状は、さまざまな膝の病気や状態でみられます。

ただし、膝から音が鳴るだけで、必ず関節が傷んでいるわけではありません。

また、膝がガクッとする症状や急な腫れなどがある場合には、単純な筋肉の硬さとは限らないため、医療機関での確認が重要です。

膝の構造について|痛みはどこから起こる?

膝関節は、太ももの骨である「大腿骨」、すねの骨である「脛骨」、膝のお皿である「膝蓋骨」などで構成されています。

膝には、曲げ伸ばしを行うだけでなく、立つ、歩く、走る、階段を移動する際に身体を支える役割があります。

そのため、関節や周囲の組織には、日常生活の中でさまざまな力が加わります。

① 大腿骨・脛骨・膝蓋骨

大腿骨と脛骨は、膝関節で向かい合う骨です。

膝蓋骨は、膝の前面にある、いわゆる「膝のお皿」です。

膝蓋骨は太ももの前側にある大腿四頭筋の働きを助け、膝を伸ばす動作に関係しています。

② 関節軟骨

関節軟骨は骨の表面を覆い、関節が滑らかに動くことや、力を分散することに関係しています。

変形性膝関節症では、軟骨だけでなく骨や半月板、滑膜など、関節全体に変化が起こります。

ただし、画像検査で軟骨の変化が見られても、その程度と痛みの強さが必ず一致するわけではありません。

③ 半月板

半月板は、大腿骨と脛骨の間にある組織です。

内側と外側にそれぞれ存在し、関節に加わる力を分散したり、関節の安定性を支えたりする働きがあります。

半月板が損傷すると、痛みや引っかかり、腫れなどが現れる場合があります。

④ 靭帯

膝には前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯などがあります。

これらは膝関節が不安定になりすぎないように支える役割を担っています。

スポーツ中の急な方向転換や転倒などによって損傷する場合があります。

⑤ 筋肉と腱

膝の動きには、太ももの前側の大腿四頭筋、後ろ側のハムストリングス、ふくらはぎの筋肉などが関係しています。

また、膝蓋腱は膝蓋骨と脛骨をつなぎ、膝を伸ばす働きを伝える組織です。

これらの筋肉や腱の働きも、膝を動かすうえで大切です。

膝のどこが痛い?場所によって考えられる原因

膝の痛みは、痛む場所によって考えられる原因が異なります。

ただし、痛い場所だけで病名を確定することはできません。

ここでは、代表的な症状と考えられる病気をご紹介します。

① 膝の内側が痛い

膝の内側に痛みがある場合には、変形性膝関節症や内側半月板損傷、鵞足部の痛み、内側側副靭帯損傷などが考えられます。

特に中高年の方では、歩き始めや階段の上り下りで内側に痛みを感じる場合があります。

一方、スポーツ中に膝をひねったあとから痛みが現れた場合には、半月板や靭帯の損傷などを考える必要があります。

② 膝の外側が痛い

膝の外側には、腸脛靭帯という組織が走っています。

ランニングなどを繰り返すことで、外側に痛みが現れる場合があり、腸脛靭帯に関連する症状は一般に「ランナー膝」と呼ばれることもあります。

ただし、外側半月板や靭帯の損傷など、ほかの病気が関係している場合もあります。

③ 膝のお皿の周り・前側が痛い

膝のお皿の周りが痛む場合には、膝蓋大腿部の痛みや、変形性膝関節症などが考えられます。

階段の上り下り、しゃがむ動作、長時間膝を曲げて座ったあとなどに痛みが出る場合があります。

また、膝蓋骨のすぐ下にある膝蓋腱に痛みがある場合には、膝蓋腱障害が関係している可能性もあります。

④ 膝の裏側が痛い

膝の裏側に痛みや張りがある場合には、ベーカー嚢腫や半月板の問題、周辺の筋・腱に関係する痛みなどが考えられます。

ベーカー嚢腫では、膝の裏側が膨らんだように感じる場合があります。

ただし、膝の裏側やふくらはぎが急に腫れた場合には、血栓症など別の病気が隠れている可能性もあるため、注意が必要です。

⑤ 膝全体が痛い・腫れている

膝全体が痛む場合には、変形性膝関節症や関節炎、けがなどが関係することがあります。

特に、急に強く腫れた場合や、赤み・熱感・発熱がある場合には、感染性関節炎や結晶誘発性関節炎(痛風など)の可能性もあるため、速やかな医療機関での評価が重要です。

どんな動作で膝が痛む?場面別に考えるポイント

膝の痛みを考える際には、痛む場所だけでなく、どのような動作で症状が出るのかも重要です。

① 階段を下りるときに痛い

階段を下りるときには、膝を曲げながら身体を支え、ゆっくり体重を移動させる必要があります。

そのため、太ももの筋肉や膝関節には一定の負荷がかかります。

膝のお皿の周囲に痛みがある場合には、膝蓋大腿部の問題などが関係していることがあります。

一方、内側の痛みでは変形性膝関節症なども考えられます。

② 正座やしゃがむと痛い

正座や深くしゃがむ動作では、膝を大きく曲げます。

その際、関節や周辺の組織に負担がかかり、痛みが出る場合があります。

変形性膝関節症や半月板の問題など、原因はさまざまです。

正座ができないからといって、無理に膝を深く曲げる必要はありません。

③ 立ち上がるときに痛い

椅子から立ち上がるときには、膝だけでなく股関節や足首、体幹なども協力して働きます。

特に、立ち上がり始めに膝が痛む場合には、変形性膝関節症などでみられる「動作開始時の痛み」が関係することがあります。

④ 長く歩くと痛い

長時間歩いたあとに膝が痛む場合には、歩行中の負荷や関節の状態などが関係している可能性があります。

ただし、どの程度歩くと痛みが出るか、休むと軽くなるか、腫れがあるかなどによって考えられる原因は異なります。

⑤ 朝起きたときにこわばる

朝の動き始めに膝がこわばる場合があります。

変形性膝関節症でもみられることがありますが、長時間の朝のこわばりや複数の関節の腫れなどがある場合には、関節リウマチなど炎症性の病気が関係する可能性もあります。

⑥ ランニングや運動で痛む

ランニング、登山、ジャンプ、方向転換を繰り返すスポーツでは、膝に反復した負荷が加わります。

練習量を急に増やしたあとや、普段と異なる運動をしたあとに痛みが現れる場合があります。

ただし、運動をしている方の膝痛がすべて「使いすぎ」だけで起こるわけではありません。

膝の痛みの代表的な原因・病気

膝の痛みにはさまざまな病気が関係します。

ここでは、特に相談の多い代表的なものをご紹介します。

① 変形性膝関節症

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨や半月板、骨などに変化が起こる病気です。

中高年以降に多くみられますが、年齢だけが原因ではありません。

過去のけが、体重、遺伝的な要因などが関係することもあります。

 

【主な症状】

  • 歩き始めや立ち上がりで痛む
  • 階段の上り下りがつらい
  • 膝の内側が痛い
  • 膝が腫れたり、水がたまったりする
  • 曲げ伸ばしがしにくくなる
  • 症状が進むと安静時にも痛む場合がある

変形性膝関節症では、症状や身体機能に合わせた運動療法が重要です。

また、必要に応じて医療機関で薬物療法や装具、手術などが検討されます。

② 膝蓋大腿部の痛み(膝蓋大腿疼痛)

膝蓋大腿疼痛は、膝のお皿の周囲や裏側に痛みを感じる状態です。

階段、しゃがむ動作、ランニング、長時間膝を曲げて座ることなどで痛みが現れる場合があります。

スポーツをされている方に多い症状ですが、運動をしていない方にも起こります。

対応では、身体の状態に合わせた大腿四頭筋や股関節周辺の筋力トレーニング、活動量の調整などが重要になります。

③ 半月板損傷

半月板損傷は、膝の内側または外側にある半月板が傷つく状態です。

スポーツ中に膝をひねったときなどに起こる場合があります。

また、加齢に伴う半月板の変化が関係することもあります。

膝の痛みや腫れ、引っかかり感などがみられます。

特に、膝が実際にロックして伸ばせない場合には、早急な医療機関での評価が必要です。

④ 靭帯損傷

膝の靭帯損傷は、転倒や急な方向転換、着地時の衝撃などで起こる場合があります。

スポーツ中に膝が大きくひねられたあとから、痛みや腫れ、不安定感が現れることがあります。

前十字靭帯損傷などでは、膝が抜けるように感じる場合もあります。

けがの直後に膝が大きく腫れた場合には、施術よりも整形外科での評価を優先しましょう。

⑤ 腸脛靭帯に関連する痛み(ランナー膝)

膝の外側に痛みが現れる代表的なスポーツ障害の一つです。

ランニングなどの反復動作に関連して、膝の外側に痛みが出ることがあります。

練習量や走る環境などが関係する場合もあり、活動量の調整や運動内容の見直しが必要になることがあります。

ただし、膝の外側が痛いからといって、必ず腸脛靭帯が原因とは限りません。

⑥ 膝蓋腱障害(ジャンパー膝)

膝蓋腱障害は、膝のお皿の下にある膝蓋腱に痛みが現れる状態です。

ジャンプや着地、ダッシュなどを繰り返すスポーツでみられることがあります。

バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプ動作の多い競技でも起こります。

適切な負荷調整と段階的な運動が重要です。

⑦ 鵞足部の痛み

鵞足は、膝の内側やや下方にある腱の付着部です。

この周辺に痛みが現れることがあります。

ランニングなどの運動に関連する場合もありますが、膝の内側の痛みには変形性膝関節症や半月板の問題など、ほかの原因も考えられます。

⑧ ベーカー嚢腫

ベーカー嚢腫は、膝の裏側に関節液がたまって膨らんだ状態です。

膝の裏に張りや膨らみを感じたり、曲げ伸ばししにくくなったりする場合があります。

変形性膝関節症や半月板の問題などと関連することもあります。

ただし、膝裏やふくらはぎの急な腫れは別の病気でも起こるため、自己判断には注意が必要です。

⑨ 股関節や腰など、膝以外の病気

膝に痛みを感じていても、必ずしも膝関節そのものが原因とは限りません。

例えば、股関節の病気で膝周辺に痛みを感じる場合があります。

また、腰から脚につながる神経の問題などが関係することもあります。

そのため、膝だけで原因を決めつけないことが大切です。

膝の痛みと筋力・柔軟性・身体の使い方の関係

膝を動かすときには、膝関節だけでなく太もも、股関節、足首なども協力して働いています。

そのため、膝に痛みがある方では、周辺の筋力や関節の動きなどを確認することが役立つ場合があります。

ただし、膝の痛みをすべて筋力不足や姿勢の問題で説明することはできません。

① 大腿四頭筋の働き

大腿四頭筋は、太ももの前側にある筋肉です。

膝を伸ばしたり、立ち上がる際に身体を支えたりする働きがあります。

変形性膝関節症などでは、筋力が低下している場合があり、状態に合わせた筋力トレーニングが役立つことがあります。

ただし、大腿四頭筋が弱いことだけが膝痛の原因ではありません。

② 股関節周辺の筋肉

股関節周辺には、お尻の筋肉など、脚の動きを支える筋肉があります。

これらの筋肉は、歩行や階段、片脚で身体を支える動作などに関係しています。

膝蓋大腿疼痛などでは、膝周辺だけでなく股関節周辺の筋力トレーニングが取り入れられることがあります。

③ 足首の動き

しゃがむ、階段を下りるなどの動作では、足首の動きも関係しています。

足首が動かしにくい場合には、動作の仕方が変化することがあります。

ただし、足首の可動域が狭いことだけで膝の痛みの原因を特定することはできません。

④ O脚・X脚などのアライメント

脚の骨の配列は、膝関節に加わる力の分布に関係する場合があります。

特に変形性膝関節症では、関節の形状や脚の配列などが関連することがあります。

ただし、O脚やX脚であれば必ず痛みが出るわけではありません。

また、手技だけで骨の配列を恒久的に変えられるというものではありません。

⑤ 運動量や生活習慣

普段あまり運動していない方が急に長距離を歩いたり、スポーツの練習量を増やしたりした場合には、膝の負担が増えることがあります。

反対に、痛みを恐れて身体を動かさない状態が続くと、筋力や体力が低下する場合もあります。

膝を守るためには、無理な運動を避けることと、適切な運動を続けることの両方が大切です。

膝の痛みを放置するとどうなる?

膝の痛みがあっても、数日で自然に軽くなる場合があります。

一方、原因によっては症状が長引いたり、日常生活に支障が出たりすることもあります。

 

【歩くことを避けるようになる】

膝が痛いと、買い物や散歩、外出などを控えるようになる方もいます。

その結果、日常の活動量が減り、体力や筋力が低下する場合があります。

 

【階段や立ち上がりがつらくなる】

膝の痛みや動かしにくさが続くことで、日常動作が負担に感じられることがあります。

特に階段や立ち上がりは、膝に一定の負荷がかかる動作です。

 

【痛みへの不安が強くなる】

痛みが繰り返されると、「歩いたら悪くなるのではないか」「運動をしない方がいいのではないか」と不安になる場合があります。

ただし、適切な運動まで避け続ける必要があるとは限りません。

 

すべての膝痛が進行するわけではありません!

膝が痛いからといって、必ず軟骨がすり減り続けたり、将来歩けなくなったりするわけではありません。

症状の原因や経過には個人差があります。

必要に応じて医療機関で状態を確認し、ご自身に合った対応を考えることが大切です。

こんな膝の症状がある場合は医療機関へ

膝の痛みの中には、早急な診断や治療が必要な病気が隠れていることがあります。

次のような症状がある場合には、整体やセルフケアよりも医療機関での評価を優先してください。

緊急の医療対応が必要な症状

  • 転倒や事故のあと、膝が明らかに変形している
  • 強いけがのあと、膝に体重をかけられない
  • 膝のけがに伴い、脚や足先の感覚がなくなった
  • 膝から下の足先が急に冷たくなった、色が大きく変わった
  • 急な膝の激痛と強い腫れがある
  • 膝が赤く熱を持ち、発熱や強い全身のだるさを伴う

これらの症状は、骨折や脱臼、血管・神経の損傷、感染性関節炎などが関係している可能性があります。

重い症状がある場合は、救急外来への受診や119番への連絡を検討してください。

当日中など、速やかな受診をおすすめする症状

  • 膝が急に大きく腫れた
  • 膝がロックして伸ばせない
  • 歩くことが難しいほど痛みが強い
  • 膝が何度も抜けるように感じ、転倒しそうになる
  • けがのあとに膝が不安定になった
  • 膝が赤く熱を持っている
  • ふくらはぎが急に腫れ、痛みや熱感を伴う

特に、ふくらはぎの急な腫れや痛みでは深部静脈血栓症などが関係する場合があります。

息切れや胸痛を伴う場合には緊急の医療対応が必要です。

早めに整形外科で相談したい症状

  • 膝の痛みが数週間続いている
  • 湿布や休息でも症状が改善しない
  • 正座や階段などの日常動作が大きく制限されている
  • 膝が繰り返し腫れる
  • 膝の曲げ伸ばしが徐々に難しくなっている
  • 安静にしていても痛みが続く
  • 夜間に強い痛みがある
  • 朝のこわばりが長時間続く
  • 複数の関節にも痛みや腫れがある

膝が痛い原因を確認するためには、医療機関での診察や必要に応じた画像検査が重要です。

当院でも、医療機関での評価が必要と考えられる場合には、整形外科などへの受診をご案内しています。

膝が痛いときの対処法|まず何をすればいい?

膝に痛みが現れたときは、痛みの原因や程度によって対応が異なります。

まずは、けがの有無や腫れ、熱感、体重をかけられるかなどを確認しましょう。

① 痛みが強くなる動作を一時的に減らす

階段や深くしゃがむ動作、ランニングなどで痛みが強くなる場合には、その動作の量や強さを一時的に調整しましょう。

ただし、すべての活動をやめる必要があるとは限りません。

痛みのない範囲で歩いたり、軽い運動を行ったりすることが役立つ場合もあります。

② 腫れや熱感がある場合

運動後や軽いけがのあとに腫れや痛みがある場合には、冷却によって痛みが一時的に和らぐことがあります。

冷却する場合は、保冷剤などをタオルで包み、15〜20分以内を目安に皮膚の状態を確認しながら行いましょう。

ただし、急に大きく腫れた場合や、赤み・熱感・発熱などがある場合には、冷やして様子を見るだけで済ませず、医療機関を受診してください。

③ 慢性的なこわばりがある場合

膝の周辺にこわばりを感じる場合には、温めることで一時的に楽になる方もいます。

ただし、熱感や強い腫れがある場合には注意が必要です。

温熱は病気の根本的な原因を取り除くものではありません。

④ サポーターや杖を使用する場合

膝の状態によっては、サポーターや杖などが日常生活を支えることがあります。

ただし、すべての膝痛に必要なものではありません。

使用する場合には、症状や身体の状態に合わせて選ぶことが大切です。

⑤ 湿布や痛み止めを使用する場合

湿布や痛み止めによって、痛みが一時的に和らぐ場合があります。

薬の種類によっては、持病や服用中の薬との関係に注意が必要です。

使用する場合は、医師や薬剤師に相談してください。

湿布を使うことと、身体の状態に合わせて運動や生活習慣を見直すことは、必ずしも対立するものではありません。

膝の痛みが落ち着いてきたら始めたいセルフケア

膝の痛みがあると、「動かさない方がよいのではないか」と心配になる方もいるでしょう。

しかし、変形性膝関節症などでは、身体の状態に合わせた運動療法が重要な対応として推奨されています。

特に大腿四頭筋や股関節周辺の筋力トレーニング、ウォーキングなどの有酸素運動は、症状や身体機能に合わせて取り入れられることがあります。

ここでは、日常生活で取り組みやすい運動をご紹介します。

ただし、急なけがの直後、強い腫れや熱感がある場合、膝がロックしている場合などには、自己判断で運動を始めないでください。

セルフケア① 椅子に座って膝を伸ばす

目的: 太ももの前側の筋肉を動かす。

方法

  1. 安定した椅子に深く座ります。
  2. 片脚の膝を、痛みのない範囲でゆっくり伸ばします。
  3. 1〜2秒程度保ちます。
  4. ゆっくり元の位置に戻します。
  5. 左右それぞれ5〜10回程度を目安に行います。

膝を無理に伸ばしきる必要はありません。

痛みが強くなる場合には中止してください。

セルフケア② 仰向けで脚を上げる

目的: 太ももの前側の筋肉を使う。

方法

  1. 仰向けになります。
  2. 片方の膝を曲げ、反対側の脚は伸ばします。
  3. 伸ばした脚の太ももに軽く力を入れます。
  4. 脚を床から10〜20cm程度ゆっくり持ち上げます。
  5. ゆっくり下ろします。
  6. 5回程度から始めます。

腰や膝に痛みが出る場合には無理をしないでください。

セルフケア③ 椅子からの立ち座り

目的: 太ももやお尻の筋肉を使い、日常動作を練習する。

方法

  1. 安定した椅子に座ります。
  2. 足裏を床につけます。
  3. 必要に応じて肘掛けを利用します。
  4. ゆっくり立ち上がります。
  5. ゆっくり座ります。
  6. 3〜5回程度から始めます。

椅子が低いと動作が難しくなることがあるため、必要に応じて座面の高さを調整しましょう。

セルフケア④ 膝の軽い曲げ伸ばし

目的: 膝関節を無理なく動かす。

方法

  1. 仰向けになり、脚を伸ばします。
  2. 片方のかかとを床の上で滑らせるように動かします。
  3. 痛みのない範囲で膝を曲げます。
  4. ゆっくり元の位置へ戻します。
  5. 5〜10回程度を目安に行います。

正座ができるようになることを目的に、無理に深く曲げる必要はありません。

セルフケアは痛みを我慢して行うものではありません

運動を始めたときには、軽い筋肉の疲労や多少の不快感が現れる場合があります。

ただし、鋭い痛みが出る、膝が腫れる、運動後に症状が大きく悪化するなどの場合には、運動量を減らすか中止してください。

特に、膝の不安定感がある方や、医療機関から運動制限を受けている方は、事前に運動内容を確認することが大切です。

大切なのは、無理に回数を増やすことではなく、今の身体に合った運動を継続することです。

階段・正座・歩行|日常生活での膝の負担を減らす工夫

膝の痛みは、運動のときだけでなく、日常生活の動作でも現れることがあります。

痛みがあるときには、動作の方法や環境を少し変えることで、過ごしやすくなる場合があります。

階段を上り下りするとき

膝が痛む場合には、手すりを使って身体を支えましょう。

また、必要に応じて一段ずつ、両足をそろえながら移動する方法もあります。

一般的には、片脚に痛みがある場合、上るときは痛みの少ない脚から、下りるときは痛い脚から一段ずつ移動すると、負担を調整しやすいことがあります。

ただし、バランスが悪い方や両膝が痛い方では、安全な方法が異なります。

正座がつらいとき

正座は膝を大きく曲げる動作です。

痛みがある場合には、無理に正座を続ける必要はありません。

椅子や座椅子を利用するなど、膝を深く曲げなくて済む方法を選びましょう。

床から立ち上がるとき

床からの立ち上がりでは、膝を深く曲げたり、片脚で体重を支えたりする場面があります。

膝が痛い場合には、安定した台や椅子などを支えにする方法があります。

転倒しないように、安全な環境で動作を行いましょう。

長く歩くと痛むとき

痛みが強くなるまで歩き続けるのではなく、途中で休憩を取る、歩行距離を短くするなどの工夫を検討しましょう。

無理に歩行距離を増やす必要はありませんが、動ける範囲で身体活動を維持することも大切です。

靴を見直す

長時間歩く方やランニングをする方では、靴のサイズや履き心地が重要です。

足に合っていない靴で痛みを感じる場合には、靴の見直しが役立つことがあります。

ただし、靴を変えるだけで膝の痛みが必ず改善するわけではありません。

ランニングやスポーツによる膝の痛み

いろは接骨院では、ランニングやスポーツをされている方の身体のケアにも取り組んでいます。

ランニングや登山、ジャンプ動作を伴うスポーツでは、膝に繰り返し負荷がかかります。

しかし、スポーツで膝が痛くなったからといって、必ず運動をすべて中止しなければならないわけではありません。

原因や症状の程度によって、運動量を調整しながら活動を続けられる場合もあります。

① 練習量を急に増やしていないか

走る距離や頻度、スピード、坂道練習などを急に増やしたあとに膝の痛みが現れる場合があります。

また、大会に向けて練習量を増やしている時期には、身体の負担が大きくなることがあります。

膝が痛む場合には、最近の練習量の変化を振り返ることも大切です。

② 痛みが出る動作を確認する

ランニング中に痛いのか、走り終わったあとに痛いのか、階段だけで痛いのかなどを確認しましょう。

同じ膝の痛みでも、症状の出方によって考えられる原因は異なります。

③ 運動を続ける場合は負荷を調整する

症状に応じて、ランニングの距離やスピードを減らしたり、一時的にウォーキングや別の運動へ切り替えたりする方法があります。

ただし、膝が大きく腫れている、体重をかけられない、膝が不安定になるなどの場合には、運動を続けず医療機関で確認してください。

④ 再開するときは段階的に

膝の状態が落ち着いてきた場合には、身体の状態に合わせて運動量を少しずつ増やしていきます。

最初から以前と同じ練習量へ戻す必要はありません。

走る距離だけでなく、スピードや坂道、連続して走る日数なども考慮することが大切です。

いろは接骨院での膝の痛みに対するアプローチ

宇都宮市のいろは接骨院では、膝の痛みに対して、現在の症状だけでなく、日常生活でどのような動作がつらいのかにも目を向けています。

例えば、階段を下りるときに痛む方、正座ができない方、歩くと膝の内側が痛む方、ランニングをすると痛みが出る方など、お悩みは人それぞれです。

当院では、神経整体によるソフトな施術に加え、身体の状態に応じた運動や日常生活でのアドバイスも大切にしています。

① カウンセリングで症状や生活環境を確認

最初に、膝のどの部分が痛いのか、いつから痛むのか、どのような動作で症状が強くなるのかなどをお伺いします。

また、過去のけがやスポーツ歴、仕事の内容、普段の活動量などについても確認します。

膝の腫れや熱感、不安定感など、医療機関での評価が必要な症状がないかも確認します。

② 膝・股関節・足首などの動きを確認

膝の動きには、膝関節だけでなく股関節や足首、太もも周辺の筋肉なども関係しています。

そのため、必要に応じて膝の曲げ伸ばしや立ち上がり、歩行などの動作を確認します。

ただし、姿勢や動きに左右差があることだけで、痛みの原因を特定できるわけではありません。

強い痛みがある場合には、無理に動作確認を行いません。

③ 神経整体によるソフトな施術

当院では、神経系の働きに着目した「神経整体」という手技を取り入れています。

身体に強い刺激を加えることを基本とせず、お一人おひとりの状態に合わせたソフトな施術を大切にしています。

膝の周辺だけでなく、必要に応じて太ももや股関節周辺なども確認しながら対応します。

ただし、神経整体によって傷ついた半月板や靭帯を直接修復したり、すり減った軟骨を再生させたりできることが医学的に確立されているわけではありません。

また、膝の痛みがすべて手技によって改善するというものでもありません。

④ 身体の状態に合わせた運動サポート

膝の痛みを考えるうえでは、施術だけでなく、身体の状態に合った運動も重要です。

特に変形性膝関節症などでは、筋力トレーニングや有酸素運動を継続することが推奨されています。

当院では、必要に応じて膝の曲げ伸ばしや太ももの筋力トレーニング、立ち座りなど、身体の状態に応じた運動についてご案内します。

運動は、その場で一度行うだけでなく、無理なく継続できることを大切にしています。

⑤ ホグレルを活用した身体の動きの確認

いろは接骨院では、動的ストレッチマシン「Hogrel(ホグレル)」を導入しています。

当院に設置しているのは、ディッピング・マルチスロー・ネバータイトハムの3種類です。

このうち、ネバータイトハムは太ももの裏側にあるハムストリングスの動きに着目したマシンです。

膝の状態や運動の目的に応じて、下肢の動きを確認する運動の選択肢として検討できます。

ただし、ネバータイトハムを使用することが、すべての膝痛の改善につながるわけではありません。

また、変形性膝関節症や半月板損傷などの治療を代替するものでもありません。

⑥ 日常生活やスポーツへの復帰をサポート

当院では、日常生活で膝に負担を感じやすい場面についてもお伺いします。

必要に応じて、階段や立ち上がりの工夫、ウォーキングの始め方、ランニングの負荷調整などについてご案内します。

その場の施術だけでなく、普段の生活や趣味の運動を続けるために、どのような方法が適しているかを考えることを大切にしています。

⑦ 医療機関との適切な役割分担

膝の痛みには、半月板損傷や靭帯損傷、変形性膝関節症、感染性関節炎など、医療機関での診断や治療が必要な病気が関係する場合があります。

当院では、医療機関での評価が必要と考えられる場合には、整形外科などへの受診をご案内しています。

すべての膝の痛みを整体だけで対応するのではなく、必要な医療を優先することも大切にしています。

膝の痛みでお悩みの方へ|まとめ

膝の痛みは、階段の上り下りや立ち上がり、正座、歩行、スポーツなど、さまざまな場面で現れます。

その原因には、変形性膝関節症や半月板損傷、靭帯損傷、膝蓋大腿部の痛み、スポーツによる使いすぎなどがあります。

また、痛む場所や動作だけで原因を確定することはできません。

特に、急な腫れや強い痛み、膝のロック、発熱などを伴う場合には、医療機関での評価が必要です。

一方、膝の状態によっては、適切な運動を継続することで、痛みや身体機能の改善を目指せる場合があります。

「年齢のせいだから仕方がない」と諦めたり、「痛いからまったく動かさない方がよい」と考えたりする必要はありません。

大切なのは、膝の状態を確認し、その方に合った施術や運動、生活上の工夫を考えていくことです。

宇都宮市のいろは接骨院では、膝の痛みでお悩みの方からのご相談をお受けしています。

神経整体によるソフトな施術と、身体の状態に合わせた運動や日常生活でのアドバイスを大切にしています。

「階段の上り下りがつらい」

「膝の内側の痛みが気になる」

「正座ができなくなってきた」

「長く歩くと膝が痛い」

「膝の痛みが気になり、ランニングや趣味の運動を楽しめない」

そのようなお悩みを抱えている方は、お気軽にご相談ください。

参考情報

日本整形外科学会「変形性膝関節症」

日本整形外科学会「膝関節の症状」

英国NICE「Osteoarthritis in over 16s: diagnosis and management」

英国NHS「Knee pain」

米国整形外科学会(AAOS)「Patellofemoral Pain Syndrome」
 

※本ページは一般的な健康情報であり、個別の病気の診断や医療機関での治療に代わるものではありません。

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いろは接骨院
〒 321-0155
住所: 栃木県宇都宮市西川田南1-8-5
電話番号 : 090-8772-9123

【完全予約制】


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