シューズレビュー アディダスEVO SL
2026/04/012026/04/05
軽さと反発のバランスが特徴の一足で、「プレートなしでも進む感覚」を体験できるモデルです。近年の厚底シューズの中ではクセが少なく、幅広いランナーに扱いやすい設計となっています。
シューズの特性
軽量かつ高反発のミッドソール
ミッドソールにはアディダスの高反発素材「LIGHTSTRIKE PRO」が採用されています。これにより、着地時のエネルギーを効率よく前方への推進力に変えてくれます。
カーボンプレートは搭載されていませんが、その分「押されすぎる感覚」が少なく、自分の力で走る感覚を大切にした設計です。
ウーブンアッパーによるフィット感
アッパーはウーブン素材で作られており、足全体を包み込むようなフィット感があります。柔らかさと適度なホールド感のバランスが良く、走行中のブレを抑えてくれます。
接地感はややしっかりめ
厚底ではありますが、極端に柔らかいわけではなく、ややしっかりした接地感があります。そのため、安定感を感じやすく、フォームが崩れにくいのが特徴です。
スピード対応型の設計
ジョグ用というよりも、テンポ走やペース走、レースなど「ある程度スピードを出す場面」で性能を発揮する設計です。
サイズ感・足型との相性
サイズ感
・全体的に「ややタイト〜標準」
・特に前足部はフィット感が強め
・普段のサイズで問題ないケースが多いが、足幅が広い方は0.5cmアップも検討
ウィズ(足幅)
・やや細め〜標準
・幅広足の方は窮屈に感じる可能性あり
足型との相性
・エジプト型:相性良好。つま先の収まりが良い
・スクエア型:前足部の圧迫感が出る可能性あり
・ギリシャ型:フィットはするが、人によっては指先に余裕が少ないと感じる
ウーブンアッパーの特性上、横方向への伸びはそこまで大きくないため、「足幅」「つま先の形」は選ぶポイントになります。
走ってみた感想
多くのレビューで共通しているのは「軽さ」と「自然な推進力」です。
まず履いた瞬間に感じるのは、シューズの軽さです。足を持ち上げたときのストレスが少なく、ピッチが上げやすいという評価が多く見られます。
走り出すと、着地から蹴り出しまでの流れがスムーズで、「無理に押される感じはないが、自然と前に進む」という感覚が特徴的です。プレート非搭載ながらも、反発はしっかり感じられる設計となっています。
一方でクッションは柔らかすぎず、ややしっかりしています。そのため、長距離になると脚への負担を感じるという声もあります。特に前ももやふくらはぎへの張りを感じるというレビューは一定数見られます。
また、スピードを出したときの評価は非常に高く、「テンポ走やレースペースで真価を発揮する」という意見が多いです。
小柄ランナーと厚底シューズの相性
小柄ランナーにとって厚底シューズは「扱いにくさ」を感じることがあります。
理由は、ソールの厚さによって接地の安定性が低下しやすく、脚力が不足していると反発をうまく使えないためです。
その点、EVO SLはプレートがないことで「過剰な反発」がなく、自分の脚でコントロールしやすい設計です。これは小柄ランナーにとって大きなメリットです。
また、軽量であるため脚の回転を妨げず、ピッチ走法の方とも相性が良いと考えられます。
ただし、クッションが柔らかすぎない分、衝撃を受け止めるのは自分の脚になります。脚力が不足している状態で長距離に使用すると、疲労が溜まりやすい点には注意が必要です。
柔道整復師が見たEVO SLのケガリスク
このシューズは「使い方によって評価が分かれるタイプ」です。
前ももへの負担
接地がしっかりしているため、着地衝撃を自分の筋肉で受ける割合が増えます。その結果、大腿四頭筋(前もも)の疲労が出やすくなります。
ふくらはぎへの負担
反発を活かして前に進む構造のため、蹴り出しの際にふくらはぎへの負荷がかかりやすいです。特にストライドを伸ばそうとすると、その傾向が強くなります。
ケガ予防のポイント
・スピード練習や短めの距離から使用する
・疲労が強い日は使用を避ける
・ふくらはぎと前もものケアを習慣化する
「楽に守ってくれるシューズ」ではなく、「自分の走りを引き出すシューズ」という認識が重要です。
どんなランナーにおすすめか
- サブ4〜サブ3.5を目指している方
- スピード練習を取り入れている方
- 軽いシューズでテンポよく走りたい方
- プレート入りシューズが苦手な方
- 自分の力で走る感覚を大切にしたい方
どんなランナーにはおすすめしないか
- ジョグ中心でゆっくり走りたい方
- クッション性を最優先したい方
- 脚の疲労が抜けにくい方
- フルマラソン完走を最優先に考えている初心者
メリット
- 軽量で足運びが楽
- 自然な反発でスピードに乗りやすい
- プレートなしで扱いやすい
- 安定感がありフォームが崩れにくい
デメリット
- クッションはやや硬め
- 長距離では脚に疲労が残りやすい
- 足幅が広い方にはフィットしにくい
- ゆっくりペースでは性能を活かしにくい
個人レビュー記入欄(追記用)
普段のシューズサイズ
23.0cm(実際の足のサイズ22.3〜4cm)
今回履いたサイズ
23.0cm
サイズ感
普通/大きめ
使用したコース
栃木県総合運動競技場ラグビー場
走行距離
10km
感想
足が軽く進み、勝手にスピードが上がってしまう感覚があります。
初心者ランナーでは扱いが少しだけ難しいかもしれませんが、少し走り込んだ人であれば扱いやすいシューズだと思います。
またジョグ、スピード練習など何にでも使える万能シューズに思います。
少し本格的にマラソンを始めたいけど、シューズはたくさん持てない
そんな人におすすめの一足です!
まとめ
アディゼロEVO SL ウーブンは、「軽さ」と「自然な推進力」を両立したシューズです。
特に小柄ランナーにとっては、過剰な反発に頼らず、自分の力で走れる点が大きな魅力です。一方で、脚への負担はゼロではないため、使い方を工夫することが重要になります。
スピード練習やレース用として取り入れることで、走力アップにしっかり貢献してくれる一足です。
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