内もものしびれや力が入らない?閉鎖神経が関わる症状とその対処法
2025/06/162025/06/16
「最近、歩くと内ももがしびれる…」「脚を閉じると力が入りにくい…」
そんなお悩みをお持ちの方はいませんか?もしかすると、それは "閉鎖神経" が関係しているかもしれません。
今回は、あまり知られていないけれど、日常生活やスポーツのパフォーマンスに大きく影響を与える "閉鎖神経" について、詳しく解説します。
閉鎖神経とは?
閉鎖神経(obturator nerve)は、腰椎の2〜4番目(L2〜L4)から出て、骨盤内を通り、閉鎖孔という小さな穴を通って太ももの内側へ走る神経です。
主に以下の筋肉を支配しています:
・長内転筋
・短内転筋
・大内転筋(の一部)
・薄筋
・恥骨筋(個人差あり)
また、大腿内側の皮膚にも感覚神経を送っており、皮膚のしびれや違和感にも関わります。
閉鎖神経が障害されるとどうなる?
閉鎖神経が障害されると、次のような症状が現れます。
主な症状:
・太ももの内側のしびれ・感覚異常
・脚を閉じる動作(内転)が弱くなる
・歩行時のふらつき、特に方向転換時に不安定感
・膝の内側への放散痛(股関節の深部に近い痛み)
例えば、「階段の昇降時に脚が閉じにくい」「走ると内ももが突っ張る」といった症状があれば、閉鎖神経障害の可能性があります。
閉鎖神経が関わる主な疾患
1. 閉鎖神経障害(Obturator Nerve Entrapment)
骨盤内や閉鎖孔で神経が圧迫されて起こる状態です。原因としては、以下が挙げられます。
・骨盤骨折
・骨盤内の手術(例:婦人科手術)後の癒着
・妊娠・出産時の圧迫
・腫瘍やリンパ節腫脹
・スポーツによる筋膜性の締め付け
2. 閉鎖孔ヘルニア(Obturator Hernia)
特に高齢女性に多く見られる疾患で、腸の一部が閉鎖孔を通って脱出し、閉鎖神経を圧迫します。
特徴的な症状として「Howship-Romberg徴候」と呼ばれる、大腿内側への放散痛が見られます。
3. グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)
サッカー選手など、股関節を酷使するスポーツ選手に多くみられます。多くの要因が絡む中で、閉鎖神経の慢性的な圧迫が関与するケースもあります。
4. 内転筋の損傷や拘縮
閉鎖神経が支配する筋群が損傷したり、慢性的に硬くなっていると、神経にも影響を及ぼすことがあります。
診断と評価
閉鎖神経障害は、腰椎由来の坐骨神経痛や股関節の問題と混同されやすく、見逃されることも少なくありません。
評価には以下のような方法があります。
・徒手検査(股関節内転抵抗テストなど)
・筋力評価(内転筋群の左右差)
・皮膚感覚の評価(大腿内側)
・超音波やMRIによる画像検査
整形外科や神経内科での診察を受けることも大切です。
当院では徒手検査、筋力評価にて判断していきます。
対処法と予防
1、スポーツや日常生活でのセルフケア
【内転筋のストレッチ】
長時間の座位や立ち仕事後に行うと、神経や筋肉の圧迫を軽減できます。
【筋膜リリース】
内転筋や骨盤周囲の筋膜を緩めることで、神経の通り道を広げます。
【股関節の可動域改善】
股関節の柔軟性があることで、神経の牽引ストレスが軽減されます。
2、整体・施術での対応
神経整体や筋膜リリース整体など、神経の滑走性を改善し、神経が正しく働ける状態を作る施術が有効です。
必要に応じて、整形外科と連携した診断や治療計画も重要になります。
最後に
「内ももがしびれる」「脚に力が入らない」
このような症状が長引いている方は、もしかすると閉鎖神経が関わっているかもしれません。
筋肉や関節だけでなく、神経への理解とケアを取り入れることで、症状の根本改善が期待できます。
あなたの身体の声に耳を傾け、不調の原因を一緒に見つけていきましょう。
ご相談はいつでもお気軽にして下さい!
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いろは接骨院
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栃木県宇都宮市西川田南1-8-5
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