ストレートネック

スマホやパソコンを長時間使用するのが当たり前になった現代。みなさんも知らず知らずのうちにストレートネックになっていませんか？

次のチェックシートで該当する項目がないか確認してみましょう。

ストレートネックは、２種類あるって知っていましたか？ストレートネックは筋肉が原因の筋性のストレートネックはと頚椎と頚椎の間が狭くなってしまったりしている骨性のストレートネックとがあります。現代人はこの筋性のストレートネックになってしまっている方が大半です。しかし筋性ストレートネックを放置しおくと悪化して椎骨や椎間板に影響が出てしまう骨性ストレートネックになってしまいます。ではなぜ筋性ストレートネックになってしまうのでしょうか？

人間は、7つの椎骨からなる頚椎と、胸鎖乳突筋や僧帽筋、斜角筋などの大きい筋肉と板状筋などという小さな筋肉で頭を支えています。人間の頭の重さは成人４〜７kgあります。約体重の10％くらいと言われており仮に体重が60kgの人の場合、頭が約６kg。なので首にかかる負担は6kgほど。しかしこれが20度傾くと15kg、30度傾くと18kg、45度にもなると22kg分の負担が首にかかってしまいます。ストレートネックになってしまう方は日常的に30〜45度の状態になってしまっている可能性が高いです。

ストレートネックによって頭をうまく支えられないと、周辺の筋肉、特に首の後ろ、肩・背中の筋肉に必要以上の負荷がかかってしまい張りが生じやすくなり、その結果、血流が悪くなります。すると首こり、肩こりはもちろん頭痛や耳鳴りといった症状が現れてきます。やがては頚椎の変形を招く可能性もあります。頚椎が変形してしまうと頚椎ヘルニアや頚椎の狭窄症になってしまい神経を刺激して痛みやしびれといった状態になってしまうこともあります。

当院ではストレートネックに対し首の筋肉の緊張をほぐし、頚椎の歪みをJRC療法にて整えます。

ストレートネックになるのは、うつむいた姿勢を長時間取り続けることが大きな原因です。スマートフォンやパソコンの使い過ぎ以外にも、前かがみの姿勢での書きものや読書、家事仕事など無意識のうちに同じ姿勢を取り続けてしまっていませんか？首こり、肩こり、頭痛といった症状がある方は一度専門医に診てもらってくださいね。