みなさんこんにちは😃

 

今回のブログでは

「骨粗鬆症」について

説明していきます。

 

 

骨粗鬆症とは

骨の量が減ってしまい骨が弱くなり

骨折しやすくなる病気のことを言います。

 

現在、日本には

約１０００万人以上の患者さんがいるといわれており

高齢化に伴ってその数は増加傾向になると言われています。

 

 

しかし、この「骨粗鬆症」

日頃の生活や予防をしてあげることで

なりにくくなったり

ならないようしてあげることは可能です。

 

 

今月のブログでは

１回目にはみなさんに

「骨の仕組み」

について知ってもらい

２回目に

骨粗鬆症になって困ることや予防などについて

挙げさせていただきます。

 

２回に渡ってあげますので

読んで知っていただけたら嬉しいです！

 

 

骨の構造

骨は小さな骨の細胞が

集合体、石灰質化したものです。

拡大して見ると複雑な構造をしていて

骨の中に血管も無数に通っています。

 

骨の構造は

表面を覆う白色の結合組織である「骨膜」

その内側の硬い骨質からなる「緻密骨」

内部に骨髄を含む柔軟な骨質の「海綿骨」

の３層構造になっています。

さらにその内側に「骨髄腔」という空洞がある構造です。

 

 

そして緻密骨の集合体の内側には

マングローブの根っこのように

密集した柔らかな海綿質でできた海綿骨があり

脊髄を覆っています。

 

 

骨は建物に例えると、

セメント→カルシウム

鉄骨→コラーゲン

から作られています。

 

若いうちは骨にカルシウムも充実しており

コラーゲンも規則正しく繋がっているので

外からの強い衝撃に耐えることが出来ます。

 

ですが高齢者になると

カルシウムの少なくなり

コラーゲンも繋がりがバラバラになってしまい

強い衝撃や体重を支えにくくなってしまいます。

 

この状態が

「骨密度が低下した状態」

というわけです。

 

この骨密度は

女性ホルモンとの関係が言われています。

女性ですと閉経時期後や

男性女性問わず運動不足やアルコール多飲

日光に当たらないことによるビタミンDが体内で生成できない

なども原因とされています。

 

二次性骨粗鬆症として

糖尿病やステロイド性骨粗鬆症があります。

糖尿病を長期に罹病していると

骨のコラーゲンがさびてしまい

さびた鉄骨＝もろい骨となります。

また、ステロイド系の薬を長期間服用していると

骨粗鬆症を発症しやすく

転倒などの誘因なく骨折を起こすこともあります。

 

 

人間の骨は「骨代謝」といって

常に古いものを捨て新しいものを造るよう

骨が入れ替えられています。

 

体を支えている骨は

転倒しても簡単に骨折しないように強度を維持するため

毎日少しずつ新しい骨に改築されているのです。

 

その強度を維持するために

毎日1ｇずつ新しい骨に作り替えられていて

約３～５年、日数にするとおよそ１０００日で

今ある骨と入れ替わっています。

 

骨の細胞には

古くもろくなった骨を溶かして取り除く「破骨細胞」

新しい骨を作る「骨芽細胞」がいます。

 

若いころは、破骨細胞の量は

女性ホルモンによって抑制されているため

溶かされた骨と新しく作られる骨は

同じ量が維持されているため強度が保たれています。

 

しかし、高齢者の場合

女性ホルモンが少なくなると

破骨細胞は女性ホルモンによる抑制がなくなってしまうため

増えてしまい溶かされる骨が多くなります。

よって、新しく作られる骨の量は少しずつ減少し

カルシウムの量が、極度に減少してしまうことで

強度が弱くなり、折れやすい

骨粗鬆症の状態になってしまうのです。

 

 

いかがでしたか？

 

少し専門的なところもあったかと思いますが

骨の仕組みについてはこんな感じです。

 

次回のブログでは

冒頭にも話した通り

・骨粗鬆症になって困ること

・予防について

お話しさせていただきますので

お待ちください！

 

 

最後まで読んでいただき

有難うございました😊